絵と本

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42年前のベンシャーン展
Benshahan 70s
                     ベンシャーン展
                    デザイン:原 弘

戦前から戦後にかけて、アメリカ絵画の近代化に
大きな足跡を残したベンシャーン。
そのベンシャーンが1969年、70歳の生涯をとじた約1年後に
東京国立近代美術館で開催されたときの図録。

ben shahan 70s_中表紙

ベン・シャーンは、中学卒業と同時に
マンハッタンのリトグラフ工房で石版工の見習いをしていました。
家計を助けるためもあったそうですが、熟練の職人のもとで働き、
貴重な修行体験でもあったようです。
石の表面に写さなければならない絵や文字と毎日触れ、学び、デザイン感覚を鍛えて、
版画の技術を身につけていきました。

「石版工として、石の抵抗に負けず、
迷いもブレもなく線を彫り込むことを覚えた。
そののち美術学校で勉強して、様々な画法を試して、
たくさんの絵を描いたが、強い線を手放そうとはしなかった。
線の力が、もはや自分の気質の一部となり、
毛筆で描くときでも、私は石に刻む線を描いている」

(晩年のベンシャーンの言葉
「石に刻む線 アーサービナード」より抜粋 Text copyright ⓒ Arthur Binard,2006)

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